しばらく引越しで忙しいので、ここ数日の記事は別ブログより転載しています。
インターネットをはじめPCやDVD、その他色んなメディアが発達している中で、それでも本は最も素晴らしいメディアだと思う。
以前読んだ何かの本に、こんなことが書いてあった。(出典が不明なのは良くないよなぁ)
他のメディアと比べて、本の最も素晴らしい所は、好きなときに、好きな部分を、好きなスピードで読むことができるということだ。
下線部分が特に優れた部分だと思う。ビデオなんかも好きなスピードで見ることは可能だが、厳密な意味では違う。本は、じっくり余韻を味わって読みたいときにはそのように読めるし、先の展開が気になって仕方が無いときにはガンガンと読み進めていくこともできる。
インターネットでblogや他のサイトを読むときにもこれと似たことは言える。「テキストを読む」という点ではそう違いは無いのかもしれない。しかしネットカフェ(実は未体験)や無線LANのスポット、PHSカードなんかが普及してきているとはいえ、「手軽さ」、という点では本には敵わないだろう。更に、本ならば行間を読んだり、情景を想像することもできる。映画化されたものなんかは、先に小説を読んでしまうとどうも映画が物足りなく感じる。勿論すべてがそうだというわけではないけれど。
こういうことを考えていると、SNS上で得た知己が日記にアップしていた情景が心に浮かぶ。路上でライブをやっているのを何となく聞きながら『論語』を読んでいた、というのである。こういったことができるのも本の利点なのではないだろうか。
私自身ははっきり言って活字中毒なので、どこへ行くにも大概は本を持参する。文庫本なら軽いものだ。そして、ふとできてしまったスキマ時間に読む。お風呂なんかでも読む。本を読まない日はないと言っても過言ではない。
最近は自己啓発しなくてはと思ってビジネス書中心に読むので、合間に読む小説の面白さが特に際立っているような気がする。面白い本、良かった本はビジネス書、小説に関わらず、ここにレビューをアップしたいと考えている。