ずっと聴くのをやめていた人の音楽を久々に聴いた。名曲だった。これまで何となくずっと避けていた人の小説を初めて手に取った。作品には何の罪もないんだろうけどやっぱり何か引っかかると難しい。
村上春樹「風の歌を聴け」
「死んだ人間に対しては大抵のことは許せそうな気がするんだな」
それとは別に、今好きな作家も作品以外での主張がどうしても相容れなくてSNSなどを見ないようにしている。同じく作品と作家は別物なんだろうし言いたいことを言う自由はあるにしても、稚拙な(としか思えない)感情丸出しの子供のような批判を見るのがイヤで。
まあこんなことわざわざ書かなくても言いような気もするが記録として残しておきたくて。
自分が狭量なだけなのかも知れない。とあるバンドを一時期全く聴かなかった。身近にいた好ましくない人物が好きなバンドとして挙げていたので。しょうもないと言えばしょうもないのだろうな。しかし人ってそういうものなのかも。