土曜日、久しぶりに大阪へ。本来の目的は、私にとっては梅田大丸で今日まで開催の中古カメラ市だった。最初は一人で行こうかと思っていたが、家人が行きたいところがあるということで一緒に行く事に。
早朝から大阪入りし、殆ど開店と同時にカメラを物色するも、いまひとつ踏ん切りがつかず。結局何も買わず、何故か家人のバッグを購入し、梅田を後に、心斎橋方面へ徒歩で向かった。
途中、中之島で日銀や図書館などを撮影し、ずんずん南下して目的地、フードテーマパーク「道頓堀極楽商店街」へとたどり着いた。
3フロア(約900坪)から構成される館内は、大正末期から昭和初期の「大大坂」と呼ばれた頃の、古き良き大阪の街並を再現。
レトロな街中には、約40店舗の個性豊かな店が軒を連ねています。
システムが良くできていて、ICカードを渡され、館内ではそれを使って決済する。途中では現金を出す必要は無く、最後に入館料とまとめて清算される。色んなお店に行くのに小銭が増えたりする煩わしさが無く、便利。ただ、実際にいくら使っているか常に表示されているわけではないので、調子に乗って使うと怖いかも。(その辺がリアルな狙いなのかもしれないけど。)
何となくフードコートとかこういうところってあんまり期待できないような気がしていたのだけど、それなりの名店が入っているようで、それぞれきちんと美味しい。とりあえずお腹が空いていたのでお好み焼き屋さんで豚平とスジ玉、そして生中を飲み一息ついた。
ここのもう一つの利点は、世間と隔絶された一つの世界なので昼間から酒を飲もうがぜんぜんやましい感じがしないことである。中は煌々としているわけではなく適度に薄暗く、それもまた良い。たこ焼きを食べビールを飲み、手羽の揚げたの(すごくでかい)を食べつつテラスでコップ酒を飲む。いいねぇ、極楽。そう思った。
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最後にジャズ喫茶へ行き、たまたま出ていた「ロホ・レガロ」の皆さんのライブを聴く。本当はここでも飲みながら聴きたかったけど、帰ることを考えるとそうも行かず。顔に出てしまう体質を恨めしく思いながら、コーラを飲んだ。老若男女問わず楽しめる素敵なスポット。皆さんもぜひ行ってみてください。
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