x31hook's blog

何の考えもなくフリッカーアカウントを削除したせいで古い記事の写真がありません。あしからず。

ゼログラビティ

今年初め、「ゼログラビティ」を映画館で3Dで見た。もちろん衝撃を受けた。映画自体のストーリーは大変シンプルで全然新しくないと思うのだけど、映像表現に度肝を抜かれた。特にみんなそうだろうけど、冒頭の長回しのシーンはすごかった。自分が宇宙空間にいる気が確かにした。 

 

映画を見ている間ずっと、ハラハラドキドキして、これが映画だよなって思っていた。上映終了後印象的だったのは隣で友達同士で見に来ていた中学生らしき子たちがポップコーンを山盛り買ってきたのに食べるのを忘れていたことだ。君たち、中学生でこんなの見て羨ましいぜ、と思った。 

 

そしてすぐに、悲しい、残念な気持ちになった。映画は大好きで、気に入ったのはすぐにDVDを予約して買うけれど、これはそのラインには乗らない気がしたからだ。家のテレビでこれ見て面白いのか?いやもちろん面白いだろうけど、映画館で感じたことはおそらく家では味わえないよなと。HMDとか3Dテレビとか買って、ブルーレイで見てもここまでではないだろうな(というか、一本のためにはそこまでできないだろうなぁ)。 

 

これまでも3Dの映画はそれこそアバターはじめいろいろ見てきたけど、ここまで3Dの必然性を感じた映画はゼログラビティが初めてだったし、3Dを生かし切っていたと思う。 

 

まあ来週くらいからレンタル解禁なのでとりあえず家でDVDを見てみようと思うんだけど、この映画を映画館で、3Dで見たことは大切な思い出にしたいと思っている。