x31hook's blog

何の考えもなくフリッカーアカウントを削除したせいで古い記事の写真がありません。あしからず。

キンドルを買った

12月にキンドルを購入してもう1か月。目的が読書オンリーなのでpaperwhiteのwifiモデルにした。
本好きとしては、電子書籍なんていらないとずっと思っていた。でも物理的に自分が所有できる本のキャパシティが限られてる為、本を整理しているうちに、ちょっと考えが変わってきた。
どうせ手放すものだったら物として所有せずに電子書籍でもいいのではないか、と。だから逆説的ではあるけれどほぼ同時期に「エコー・メイカー」を買った。キンドルが7,980円なのに、この本は4,200円もする。高すぎて手が出なかったが、あるところで薦められていてどうしても読みたかったのと、立ち読みして冒頭ですでに引き込まれる感があったので一回呑みに行くのをあきらめて購入した。

キンドルは思っていたよりも小さく、薄く、軽い。そして何より読みやすい。e-inkってすげえなと思う。暗い所でも読めるし、電車通勤でも片手で読めるのでありがたい。そうそう、電車通勤で読みやすいっていうのもキンドルを買おうとした大きな理由だった。ハードカバーは電車で読むにはどうしても大きく、重い。

今はちょうど家では「エコー・メイカー」を読み、キンドルでは「解錠師」を読んでいる。どちらも面白い。普段あまり海外小説は読まないのだが、引き込まれている。通勤時は金庫破り、夜はネブラスカでカプグラ症候群の弟を見舞い、混乱しそうになりつつ楽しんでいる。

キンドルではもうすでに3冊本を読んだ。島田荘司「透明人間の納屋」、深水黎一郎「ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!」、竹本健治「狂い壁 狂い窓 綾辻・有栖川復刊セレクション」。島田荘司はさすがな感じで(まあ後半の展開はえええっと思ったけども)ウルチモ・トルッコはずっと気になっていたので読んだけどううむ・・・竹本健治は相変わらずでどろどろとしてて楽しく読了。手袋していても使えるし(この辺はきちんと調べてないのでよくわからず。少なくとも自分は皮手袋したままページ送りできる。)買ってよかったなあと思う。ただまあ本を家人と共有できない(そりゃ物理的に無理だけど)のが残念なのと、どれもこれもが電子書籍になってるわけではないので紙でしか読めない本も多いのが少々あれかなー。気になる本はキンドル化リクエストを細々としているので、さらなるコンテンツの拡充を望む。

先日、ジョセフ・ゴードン=レビットが好きなのと、予告がおもしろそうだったので、映画「ルーパー」を見てきた。前知識ほぼ0で見たが、なかなか面白かった。そしてこの映画に関してはネタバレを機にしちゃうから何も書けないなと思った。ただどうしても言いたいのは、ラストシーン、あれ解釈の仕方によっては○○は○○してないよなーと思って、これを誰かに言いたいのだが見た人が周りにいないので言えない。一人で映画を見に行ったときはいつも思うが、同じように一人で来ている人と感想を言い合うことができたらいいのに。まあ見解の相違とかで揉めるかもしれないけど。

今更こんなこと書くのはあれだが、昨年は結構いい映画を劇場で見ることができてよかったなと思う。わざわざ平日仕事終わりに大阪まで見に行った「ホーボーウィズショットガン」、どうしてもアイマックスで見たくなって2回目を箕面まで見に行った「ダークナイトライジング」、全編緊張感でしびれっぱなしだった「アルゴ」、何とも言えない気持ちになった「ドライヴ」、そして年末あまり期待せずに見に行って打ちのめされて帰ってきた「スカイフォール」。

今年はまずは何をおいても「DJANGO〜繋がれざる者〜」が待ち遠しい。今年もどうか面白い映画がたくさん見られますように。そして良い本に出会えますように。

定例会 天ぷらよしおか

天ぷらよしおかにて、ランチ定例会。ランチは予約不可で席数が少ないため、オープン直後に入りたかったが着いた時にはもう全席埋まっていたので一巡待つことになった。

30分ほど待って、入店。赤だし、サラダ(千切りの野菜で構成されていて、すごく盛り付けが綺麗。)、漬物、ご飯が用意され、目の前で一品ずつ揚げてもらえるスタイル。

 

出てきたのは、えび、キス、さつまいも、ナス、青唐、玉ねぎ、イカ、あなご、かき揚げ、そして最後にもう一度えび。

大きな鋳物の鍋で揚げられる天ぷらはあつあつでさくさくで、どれも手間がかけてある風で大変おいしかった。

 

強く印象に残ったのは、こぼれた油に引火しても無表情でそっと消す落ち着きぶり、そしてなぜかかき揚げ2つ回ってきた(おそらく間違えたんだろうけど、返すわけにはいかないよね)こと。

目の前で揚げたてのてんぷらを食べる、というのは大変なぜいたくで、でも1,500円というリーズナブルな値段で満足だった。

 

近くでお受験?があったせいなのか、子供連れで来店する人もいて、子供にとってカウンター天ぷらデビューというのはいいなと思えた。お父さんと二人で来ていた子供なんかは、そういうニュアンスもあるのかも。

 

定例会 さしみの魚紳

定例会で、家人のフラダンスのお仲間の旦那さんがやっているお店、さしみの魚紳に行った。

その前にキャッスルウエストにて、ベアードのばかやろうエール(すごい名前)を飲んでから。

 

まず刺身の盛り合わせを頼んだら、結構な量だった。やっぱり専門店、というか普段いろんなところや家で食べているお刺身とは違うなと。

 

家人たっての希望で、里芋饅頭。裏ごしされたさといもに和風のあんがかかって、大変おいしい。

日本酒が色々とあり、しかもこれまで飲んだことないものばかりでうれしい。(記録してないので銘柄は忘却の彼方)

アテにと頼んだ塩辛が、刻みゆずがきいていてさわやかで、おもわずおかわりしてしまった。

 

だし巻き卵を食べ、〆に白身魚梅しそ巻を頼んだのだが、これがもうすごくおいしい。素材同士がマッチして相乗効果を高めているのか、非常に満足できる一品だった。

また行きたいなあ。

定例会備忘メモ

書いておかないと忘れてしまうので、メモメモ。

5月 アウトバック、ビアベリー アメリカンなステーキ、よかった。ビアベリーでは最後に飲んだ箕面のペールエールのリアル版がものすごい美味。
6月 福井 詳細は書かないといけないなあ。
7月 エニブリュ、古墳 エニブリュ2回目。大山Gビールたくさん飲んだ。
8月 映画村ナイター
9月 シバキ
10月 グランドバーガー 
11月 東京

おいおい追加したい。

思うままに

ゴールデンウイーク前半に、ミッションインポッシブル、ゴーストプロトコルをDVDで観た。随所に飽きさせない仕掛けがあって、とにかく面白かった。監督は誰だろうと思ったら、「ミスターインクレディブル」とか「レミーのおいしいレストラン」(どちらも未見)を撮った人だということがわかった。実写は初めてなのだろうか。そうだとしたらすごい。そもそもシリーズもので第四弾まで来て、なおかつ面白いというのがまずすごい。エイリアンもそうだが、監督がそれぞれ違う、というのが良いのだろうか。

ちょっと自分のためにメモ。

ミッションインポッシブル

エイリアン

どちらもなんというか、ビッグネームだなと思う。
しばらく前からちょっと時間が空くと、映画を観るようになった。映画館で観ることもあるし、家でDVDを観ることもある。小説を読むのと同じで、日常を脱却した非日常の世界が楽しめるのが良いのだろう。観るジャンルが結構偏っているのはある意味問題かなと思うけど。
最近劇場で観たのはドライブ。結構救いのない映画だった。観終わったあとため息をつくような。悪くはないんだけど、カタルシスというか、すっきりしないからもやもやする。そんな映画だった。あと、発砲音が大きくてびっくりした。比喩じゃなくて椅子から浮いた。発砲音でびっくりしたといえば、デビット・フィンチャー監督のゾディアックもそうだった。あの映画、初見ではもやもやで終わった印象なので、もう一度観たい。
なんでこんな支離滅裂なことを書いているかというと、先日ピースの又吉直樹著「第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)」を立ち読みし、面白いので購入し読んでいるのだが、文章がうまいなと思った。自分は文章がうまくなりたいと思っていて、でも書かない、書けない時が多くて、結局このブログもあまり更新されなくなってきている。一時期はもうやめようかと思うくらい。でもやっぱり書くことは大事かなと思うので、思うがまま書いてみようかなと思い、この文章を書いている。思いつくままに。あまり推敲もせず載せてしまおうかと思う。自分のしょうもないハードルを下げなきゃいけない。もっと気軽に投稿できるように。

定例会

定例会の記録場所。随時追加される。

2011年
1月 華佳洛。記念すべき第一回。
2月 枕作成と、ESSEN
3月 森村泰昌展となんじゃろ本店での食事、明石城など明石散策
4月 琵琶湖一周桜巡りバスツアー
5月 大山崎山荘美術館とサッカー観戦
6月 フムフムヌクヌクにて、フラのライブと食事
7月 今井町
8月 飛騨高山旅行
9月 ビストロシバキ。誕生会
10月 大谷茶屋でうなぎ。松竹梅豪快を2合、そのあと坂本城址へ
11月 長野に帰省。りんご狩りをする。松本城
12月 マウロア(大阪ハワイアンカフェ。食事とライブ鑑賞)
2012年
1月 京都センチュリーホテル 鉄板焼きを堪能。
2月 ビストロシバキ。誕生会。
3月 醪音伏見店 干物ってうまいと再認識
4月 和歌山バスツアー

ホーボーウィズショットガン

ホーボーウィズショットガンを観に大阪はテアトル梅田まで行って来た。マチェーテに続くグラインドハウス発映画という触れ込みで、残虐描写が多すぎるのでR18指定であり、それ故の上映館の少なさなのだろうと思う。
大阪まで、しかも夜一回しか上映していないので行きにくかったが、ロドリゲス絶賛、とか、第二のタランティーノなんていう惹句を聞くと観に行かないわけにはいかず。
映画は、ルトガー・ハウアー演じるホーボー(流れ者)が、ある日たどり着いた荒廃した街をショットガンを用いて浄化するというとんでもない筋書き。そこに至るまでのちょっとした葛藤を描いていたり、これでもかという痛いシーンの連続で90分はあっという間だった。グラインドハウス映画だから(だと思うが)ものすごいトンデモ展開とご都合主義に溢れ、徹底的にハチャメチャだった。でも何というか、エンターテイメントしてたなというのが一番の感想。カメラワークが所々凝っているなとも感じた。あとはロドリゲスやタランティーノの映画に対するオマージュを感じた。カールスバーグの小瓶を呑みながら観ていたが、そういうのにふさわしい映画だなあと思った。そういえばマチェーテのDVD特典でアメリカで上映した際の観客の声入りバージョンがあったが、激しいシーンではえらい盛り上がりようだった。この映画でもおそらくそうなんだろうな。
ルトガー・ハウアーはいい感じで味のある雰囲気を出していた。個人的にはヒッチャーよりこっちのが断然良いと思った。
どうでもいい話だが、似たげな触れ込みで観た映画、ヘルライドよりもお客さんは入っている印象だった。
こういう映画って批判されるんだろうし、自分でも何で観ちゃうのかわからない所もあるけれど、面白いものは面白い。この監督、ジェイソン・アイズナー、次回作に期待したい。


以下、個人的メモ。反転ネタバレ注意。
トンデモハチャメチャで受けた所
•ショットガンと芝刈り機の値段が同じ。
•売り物のショットガンなのに装填されてる!
•弾は無尽蔵?リロードもしていないのに。
•アビーは何も出来ないといいながら、板金や溶接をちゃんとしている!
•地獄の使者関連はほぼ全てツッコミどころ。ルックス、攻撃方法(膝の裏~吊るす所)、なんかタコいた。案外優しい(ライター)?あと、最後あっさり帰っちゃうし。
あまりに痛々しかった所
•カミソリバット。
•芝刈り機関連。指が。。。腕が。。。
•それでマンホールの蓋持ち上げる所。