適当論 | |
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自慢するわけじゃないけど、なかなか「いい加減」になれない。勿論、良い意味でも悪い意味でも。ということで、高田純次には憧れを持っている。印象としては、「どうしようもない人だ」と思っていた。しかしそれがまた魅力なのだけれど。
出たばかりのソフトバンク新書っていうのも買った理由のひとつ。持ってみると普通の新書よりも幅が狭い気がしたが、今朝比べてみたら一緒だった。印象の問題。
さて、本題に。まず、著者が高田純次っていうのはちょっと違うなぁと思ったり。「シゾフレ/メランコ」 でおなじみの精神科医の和田秀樹が半分くらい書いている。高田純次の言動と、それに対する分析といった体で。高田純次本人は「論」を展開しようという気は毛頭無いわけで、それを和田秀樹がまとめている。
本人の発言は非常に面白く、思わず笑ってしまうものが多い。機会があれば扉を開いて序文を読んでみて欲しい。ひっくりかえるから。