x31hook's blog

何の考えもなくフリッカーアカウントを削除したせいで古い記事の写真がありません。あしからず。

Jつながり?

音楽の無い生活というのは考えられない。
最近は通勤時にはiPod shuffleで音楽を聴いているのだけれど、持ち出しから演奏まで全て文字通りshuffleにしているので、何が入っていて次の曲が何かというのは皆目解らない。こういう聴き方(コレっていうのを聴くのではなく、機械任せにして垂れ流しにしている)ってどうなんだろうと思うけど、便利で手軽なのでなかなか手放せない。

最近までは音楽はシリコンオーディオ若しくはパソコンでしか聴かなかった。買ってきたらとりあえず取り込んでCDはしまう・・・といったやり方で。しかし折角引っ越したので、これからは違う方法でCDをもっと活かしていこうと考えている(後日エントリー予定)。

それはさておき、今日会社に着く頃に流れていた曲は、JUDY AND MARYの『そばかす』だったのだけれど、ふとあるバンドのことを思い出した。

かつてJacks'n'Jokerというバンドがいた。
元GASTUNKのTatsuが中心になって結成したバンドで、何かの拍子に(たぶん最初はテレビか雑誌で)知ったのだが、当時殆ど洋楽しか聴かない生活を送っていた自分に「日本にも格好良いバンドがいるんだ」と思わせてくれた(不遜だ・・・)。しかしメジャーではアルバムを2枚(今回調べたら最後にベスト盤出していたようで、3枚)出して後忽然と消えた(少なくとも当時の私にはそう思えた)。

で、しばらく経ったある日鳴り物入りでデビューしたJUDY AND MARYがテレビに出ていて、よ〜く見るとベースを弾いているのがフェードアウトしてしまったJacks'n'Jokerのベース、RADY(恩田快人)だったのですごくビックリした。そして何がしかの反感を覚えた。思えば若かったのだろう。

今となっては双方の曲が共にライブラリに収まっていて、場合によってはipodから連続して流れることもある。もうどちらも解散しているわけで、なんだか(大げさに言えば)隔世の感がある。アマゾンで見てみると、Jacks'n'JokerのCDはもう中古以外取り扱いは無く、画像も無いみたいだし。

あの頃はCDを買ってくるとどきどきしながら歌詞カードをそれこそ凝視しながら聴いていた。あの時の想いっていうのはもう二度と帰ってこないわけだけれど、久しぶりにそういう聴き方をしてみようかなんて、ふと思った。