x31hook's blog

何の考えもなくフリッカーアカウントを削除したせいで古い記事の写真がありません。あしからず。

Book

路地裏のヒミコ

飴村行、「路地裏のヒミコ」読了。先日も書いたように、文庫まで待とうか悩んだが、飴村行だし、と思って購入。 今作は中編が二つで構成されている。「水銀のエンゼル」と表題作「路地裏のヒミコ」。 「水銀のエンゼル」は飴村行本人を思わせる人物が主役で…

ご報告

昨年末に受検した京都検定3級の合否通知が来た。お陰様で晴れて合格致しました。読みたい本も我慢してテキストを熟読したかいがあった。そして今日は誕生日。もう自分の年が何歳なのか積極的に覚えていない年になったような。そういえば母親からおめでとうメ…

08年を振り返る

年が明けてからではあるけれど、昨年のことを振り返ってみたい。昨年からきちんと始めたことで記憶に残っていることの一つに、「靴の手入れ」がある。それまでまったく手入れしていなかった・・・というわけでは勿論ないけれど、おざなりな手入れしかしてい…

ボッタルガと地図男

.flickr-photo { border: solid 2px #000000; }.flickr-yourcomment { }.flickr-frame { text-align: left; padding: 3px; }.flickr-caption { font-size: 0.8em; margin-top: 0px; } bottarga, originally uploaded by x31hook. Ricoh GR Digitalだいぶ前だ…

祇園閣のライオン(左)

.flickr-photo { border: solid 2px #000000; } .flickr-yourcomment { } .flickr-frame { text-align: left; padding: 3px; } .flickr-caption { font-size: 0.8em; margin-top: 0px; } 祇園閣のライオン(左), originally uploaded by x31hook. 先日特別公…

最近読んだ本

奈良町資料館 Originally uploaded by x31hook. 折原一『耳すます部屋』・・・叙述ミステリを短編でやるというのは無理があるよなぁと思いつつも、作品世界に結構のめりこまされてしまった。 折原一『叔母殺人事件 (講談社文庫)』・・・叙述ミステリというこ…

カラマーゾフ・ショック

本タイトル: カラマーゾフの兄弟1 コメント: あまりにもタイムリーだったのでエントリー。 先日から新潮文庫版の「カラマーゾフの兄弟」を読んでいる。ドストエフスキーは「罪と罰」に続いて二作目なのだが、双方ともスロースタート。(外国の小説は比較的読…

トートバッグとGTD

朝晩少しずつ涼しくなってきたような気がすると思っていたら、今朝ふと空が高くなったように感じた。秋はもうすぐそこまで来ているのだろう。昼間はいまだに暑いけど。週末になったらもう9月だし。 generated by feedpath 全然何の脈絡も無く、違う話題に転…

amazonインスタントストア

アマゾンでインスタントストア(ベータ版)が作れるということで、早速作成してみた。よろしかったらココからどうぞ。 generated by feedpath 結構カンタンに自分のお店が持てる(気がする)というのはすごい。ただ自分で登録できるのはTOPの9商品だけで、…

カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』

本タイトル: わたしを離さないで コメント: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいるの紹介で、初めてカズオ・イシグロの著作を手にした。紹介されなければ手に取ることもなかっただろう。(いや、表紙が素敵なので手には取ってみたかもしれない…

ちょっと中世に行ってました

本タイトル: 大聖堂 (上) コメント: 『大聖堂』上、中、下巻を読了。 「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」で紹介されていたのが手に取ったきっかけ。 月並みな表現だけど、ボリュームの割りにスンナリ読めた、というか、続きが気になっ…

東野圭吾『殺人の門』

本タイトル: 殺人の門 コメント: ちょっと空いた時間につい購入してしまった本(それにしては分厚いが)。 東野圭吾は結構好きで、よく読むのだけれど基本的にハズレはないと思う。ただ、あとでもう一回読みたいと思うものとそうでないものに分かれる気がす…

緊急レビュー『陰日向に咲く』

今日この後、両親がはるばる長野から新居を見に来るのだけれど、その為に代休を取得。(今週末は海の日も含め某事情により出勤の為) 家人は昼まで仕事の為、職場近くで待ち合わせ一緒にランチを取る予定だった。近くに本屋が入った複合商業施設があるので、…

町田康『告白』

正直に言おう。町田康って、本人をメディアで何回か見かけたのだが、何だか態度やら雰囲気やらが好きになれなかった。畢竟本を手に取ることもなく過ごしてきたのだけれど、「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」の書評を見て、読んでみよ…

最近買った本、DVD。

違うエントリーをする予定だったけど、古川さんのblogを見ていたら真似をしたくなって。記録として残すことは良いのだろうな、と。丁度amazonから大量に届いたので。ハワード・ゴールドマン『すごい考え方』 これはちょっと興味があるので購入。藤原正彦『国…

大橋禅太郎『すごい解決』

これは本なのだろうか。本というよりは問題解決のツールといえる。本体に書き込みができるようになっていて、流れに沿って質問の答えを記入していく。その後解説を読みながら再度点検、記入することによって今まで抱えていた問題の解決法が見えてくる。とい…

山本一力『草笛の音次郎』

山本一力を始めて知ったのは、直木賞 を受賞した時である。その時はどこに移動するのも家族で自転車に乗っている変わった人だなぁ・・・という印象だった。家人が歴史好き(特に江戸時代)なので『あかね空』(受賞作)を買ってあげた。しかし自分では読むこ…

奥田 英朗『ウランバーナの森』

引越しもひと段落、ようやく片付いてきた。 懸念していた義父母の訪問も終了し、やっと一息。そんなドタバタの中でも、活字中毒としては本を読むのだけれど、思わず引き込まれてあっという間に読了した本。ウランバーナの森posted with amazlet on 06.06.04…

『本について』

しばらく引越しで忙しいので、ここ数日の記事は別ブログより転載しています。インターネットをはじめPCやDVD、その他色んなメディアが発達している中で、それでも本は最も素晴らしいメディアだと思う。 以前読んだ何かの本に、こんなことが書いてあった。(…

『最悪』

ビジネス書ばかり読んでいると小説が恋しくなる。ふとした拍子にこの本を手に取ったのだが、この作家の本を読むのは初めてだった。感想は一言で言って『最悪』である。勿論、出来が最悪、というわけではない。(だったら紹介しない。)最悪posted with amazl…

高田純次『適当論』

適当論高田 純次 ソフトバンククリエイティブ 2006-03-16売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools自慢するわけじゃないけど、なかなか「いい加減」になれない。勿論、良い意味でも悪い意味でも。ということで、高田純次には憧れを持っている。印…

アフィリエイトをする理由

インプットばかりの生活を送っていて、このままじゃいけないと思ってblogを始めた。どういう形で運営していこうかということに関してはまだ悩んでいる。そんな状態でも、アフィリエイトの記事をもう一本アップしている。なぜ、blogでアフィリエイトをするの…

衝撃『ウルトラ・ダラー』

ウルトラ・ダラー手嶋 龍一 新潮社 2006-02-28売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools私自身これまで生きてきて最も衝撃的だった事件は、9・11のテロである。(詳細は別のところに書いているので、いずれこちらにも転載予定。) そしてそのとき1…